[PR]当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。
本記事ではラナンキュラスの「全般の花言葉」と「色別の花言葉」、また「怖い意味」についても解説します。
ラナンキュラスを贈る際は、花言葉を意識して花屋さんに相談してみましょう。
ラナンキュラス全般の花言葉
ラナンキュラス全般の花言葉は、次のとおりです。
- 合格
- 大家族
- 名声・名誉
- 魅力ある金持ち
- とても魅力的・華やかな魅力・純潔
それぞれの花言葉と由来を解説します。
① 合格
1つ目の花言葉は「合格」です。
花びらが幾重にも重なり縁起の良さを感じさせるラナンキュラスは、早春(受験シーズン)に出回るため受験生への「合格祈願」の気持ちを込めて贈る花としてピッタリです。
② 大家族
2つ目の花言葉は「大家族」です。
一般的に球根植物は1つの球根から1つの花しか咲きませんが、ラナンキュラスは1つの球根から最大5つの花を咲かせることから「大家族」という花言葉がつけられました。
③ 名声・名誉
3つ目の花言葉は「名声・名誉」です。
ラナンキュラスはトルコ周辺が原産ですが、フランスのルイ9世がエルサレム遠征の帰りに「花好きの母のために」と持ち帰ったのがヨーロッパ伝来のきっかけになったそうです。
このエピソードにちなみ「名声」「名誉」という花言葉がつけられたといわれています。
④ 魅力ある金持ち
4つ目の花言葉は「魅力ある金持ち」です。
幾重にも重なる花びらが「富」や「裕福さ」を感じさせることから付けられました。
ラナンキュラスのふっくらとした丸いシルエットは、豊かで満ち足りている印象があります。
⑤ とても魅力的・華やかな魅力・純潔
5つ目の花言葉は「とても魅力的・華やかな魅力・純潔」です。
これらの花言葉は「ラナンキュラス」という心優しい少年の話(ギリシャ神話)がもとになっています。
昔、少年「ラナンキュラス」が親友と山中を歩いていたところ、道に迷ってしまい、近くの村で一晩過ごすことになりました。
ラナンキュラスはその村で出会った美しい少女を見て恋に落ちましたが、少女は親友の方を好きになってしまいました。
やがて少女と親友は結ばれ、傷心したラナンキュラスは二人のもとを去ります。
親友はラナンキュラスを探しますが、居場所を突き止めたときには亡くなっており、彼のお墓のそばに咲いた花を「ラナンキュラス」と名づけてこれらの花言葉が託されたようです。
【色別】ラナンキュラスの花言葉
ラナンキュラスの色別の花言葉は、次のとおりです。
赤色のラナンキュラスの花言葉
赤色のラナンキュラスの花言葉は「あなたは魅力に満ちている」。
バラのようにゴージャスな存在感を放つ赤いラナンキュラスは、情熱的な印象を与え、好きな人へのプレゼントにも最適です。
紫色のラナンキュラスの花言葉
紫色のラナンキュラスの花言葉は「幸福」。
上品な雰囲気をまとう紫色のラナンキュラスは、白いラナンキュラスと同じく、幸せいっぱいの新郎新婦に贈る花としてもピッタリです。
白色のラナンキュラスの花言葉
白色のラナンキュラスの花言葉は「純潔」。
一般的に白い花は「清純」な印象を与え、結婚式などに使われることが多く、白いラナンキュラスも結婚式に人気があります。
花びらが幾重にも重なる姿は豪華かつ気品のある雰囲気を持つため、花嫁を祝福する花としてもピッタリです。
ピンク色のラナンキュラスの花言葉
ピンク色のラナンキュラスの花言葉は「飾らない美しさ」。
自然体で気取らない雰囲気を持つ女性へのプレゼントとしてぴったりです。
オレンジ色のラナンキュラスの花言葉
オレンジ色のラナンキュラスの花言葉は「秘密主義」。
明るく活発な印象を与えるオレンジ色に「秘密主義」という花言葉がつけられているのは意外ですね。
オレンジ色が好きな人に贈る場合は良いですが、そうでない場合は避けた方が無難でしょう。
黄色のラナンキュラスの花言葉
黄色いラナンキュラスの花言葉は「優しい心遣い」。
ポジティブな花言葉をもつ黄色のラナンキュラスは、花の「黄色」と茎・葉の「緑色」のコントラストが美しいため誰に送っても喜ばれる花です。
緑色のラナンキュラスの花言葉
緑色のラナンキュラスの花言葉は「お祝い」。
結婚式や出産祝い、合格祝いなどさまざまなお祝いのシーンにおすすめです。
ラナンキュラスの花言葉に「怖い意味」がある?
ポジティブな花言葉が多いラナンキュラスですが「ラナンキュラス 花言葉」と検索すると、一緒に「怖い」というワードも出てきます。
ラナンキュラスの花言葉の中には「忘恩(恩知らず)」という言葉もあることから「怖い」というワードも一緒に検索されているようです。
とはいえ、あまりメジャーな花言葉ではなく、基本的には「ポジティブな印象を与える花」として広く認識されているため、誤解を与えないようメッセージカードに気持ちを添えてプレゼントすると安心です。
ラナンキュラスの花言葉を意識した花の贈り方
ラナンキュラスの贈り方は、次のとおりです。
- 花束
- アレンジメント
- 花苗(寄せ植え)
それぞれ解説します。
贈り方① 花束
ラナンキュラスの花束は「花を生けるのが好きな方」に最適な贈り方です。
花束は持ち帰った後に花瓶に生ける必要があるため、花を生けるのが好きな人に贈りましょう。
贈り方② アレンジメント
ラナンキュラスのアレンジメントは、置くだけですぐに飾ることができる「手軽さ」が魅力です。
お花屋さんがラナンキュラスや季節の花を選び、吸水スポンジに生けてくれます。
贈り方③ 花苗(寄せ植え)
花を育てるのが好きな方に贈る場合は、ラナンキュラスや草花、グリーンを一つの鉢に寄せて植える「花苗」もおすすめです。
なお、ラナンキュラスのみの鉢植えも流通しており、ラッピングもお願いするとオシャレに仕上げてくれます。
ラナンキュラスについて
ラナンキュラスについては、次のとおりです。
科・属 | キンポウゲ科/キンポウゲ属 |
和名 | 花金鳳花 |
英名 | Ranunculus |
学名 | Ranunculus asiaticus |
原産地 | 西アジア、ヨーロッパ |
開花期 | 3月~4月 |
ラナンキュラスの特徴
ラナンキュラスは、早春~春に切り花や鉢花として流通する球根植物です。
フワッとしたうすい花びらと、開けば開くほど美しい人気の草花です。
秋に植えて3月~4月に咲き、高温期は休眠します。
ラナンキュラスの名前は、葉っぱが「カエルの足」に似ていることや湿地帯に生息することから、ラテン語の「rana(カエル)」 がもとになっています。
原種のラナンキュラスは、5枚の花びらをもつ黄色い花を咲かせるため「バターカップ(Buttercup)」とも呼ばれます。
最近では品種改良が進み、咲き方や色数がとても豊富です。
薄紙のように繊細な花びらが幾重にも重なり、光と温度に反応して開く姿がとても魅力的であることから、園芸品種、切り花品種とも、毎年新品種が登場し、とても人気です。
ラナンキュラスの種類
ラナンキュラスといえば「八重咲き」で豪華な花姿が人気ですが、他にも「一重咲き」や花びらの数が少ない「半八重咲き」、フリルのような花びらの「ピオニー咲き」などたくさんの品種が流通しています。
ラナンキュラスの花色は、白・ピンク・黄・オレンジ・アプリコット・紫・赤・緑・黒などがあり、グラデーションカラーやバイカラーなどの複色もあります。
毎年のように、新しい種類の咲き方や色が登場しています。
ラナンキュラスの流通
ラナンキュラスは庭で育てると3~4月に開花しますが、流通は切り花は11月~3月、苗ものは1月~3月がピークで、実際の開花時期よりも早く出回ります。
ラナンキュラスを球根から育てる場合の植え付け時期は、晩秋~初冬の紅葉の見頃の頃です。
ラナンキュラスの球根は「吸水処理」をしてから植え付ける特徴があるため、チューリップなどの球根に比べて中級ガーデナー向きです。
そのため花苗の流通も豊富で、一株から複数の花が咲くため庭や花壇、寄せ植えの素材としても人気です。
また「ラナンキュラス・ラックス」は、通常のラナンキュラスと違い植えっぱなしで管理できるため、近年、苗の流通量も増えています。
ラナンキュラスの生け方
切り花のラナンキュラスは、気温が低くなってくる11月頃には花屋さんで見かけるようになりますが、年々早くなっている傾向があります。
切り花のラナンキュラスは茎がやわらかいため、花瓶の中にたくさん水を入れてしまうと茎が傷みやすくなります。
そのため、浅く水を入れた花瓶に生け、水を替えるたびに少しずつ茎を切り戻すのが長く持たせるポイントです。
また、ラナンキュラスは気温や光に応じて花びらが開閉します。
気温が低い時期の方が日持ちするため、切り花の流通のピークは3月です。
まとめ:縁起の良い花言葉が多い「ラナンキュラス」を贈ってみよう
今回は、ラナンキュラスの花言葉についてご紹介しました。
ラナンキュラスには色別の花言葉や、品種改良によってさまざまな品種があり、とても魅力的な花です。
ラナンキュラスを贈る際は花の色や花言葉に注意しつつ、お花屋さんに相談してみましょう。